2018/10/21 22:45
革製品は、ブランドによって、一見似たような商品でも、価格の差が結構ありますよね。
色々な要素が組み合わさって価格に反映されておりますが、今回は、革自体のグレードについて書きたいと思います。
革は動物が生きた証であるシワ、虫刺されやキズなどの個体差があり、1つとして同じ革はありません。
虫刺されやキズなどが最も少ないのがAグレードです。キズなどが増えるほど、B、C、D.....とグレードが落ちていきます。
Aグレードは流通量が少ないので、Aグレードだけを仕入れるというのは現実的ではありません。A-Dなどを一定の割合で合わせて仕入れて、大きなキズなどはあらかじめマーキングしておき、裁断の時に出来るだけ避けたり、あるいはバッグ底面などの目立たないパーツとして使ったりします。
Dよりグレードが低い、キズなどの多い革でもエンボス加工(型押し)などの表面加工を施す事で、キズなどを目立たなくする事が出来ます。また、顔料仕上げ(革の表面に顔料を乗せて着色する方法)で、小さなキズなどは隠すことが出来ます。
グレードの低い革は、当然、価格的にメリットがありますので、そういった革を顔料で仕上げたり、エンボス加工をするなどして、キズを目立たなくし、お求めやすい革製品として市場で売られております。
逆にごまかしがきかないのが、銀面にエンボス(型押し)をせず、かつ、天然の革の風合いをそのまま活かした染料仕上げによる革です。
このような革にはグレードの高い革を使う必要があります。
ItsHandmade.shopのタンニンなめしの革はタンナーさんとの直接のお取引によって余計な中間マージンを排除し、かつ、グレードの高い革を染料で仕上げており、天然の革の良さを最大限に活かした物作りを心掛けております。